アメリカでひっぱる

エアストリームをアメリカで買う|けん引車両の準備1・ヒッチとブレーキコントローラー

ついにアメリカでエアストリームを買ってしまいました。

買うことを決めた時には、業者に運搬してもらおうと思っていました。

でも、自分たちでけん引して持ってかえってくることにしたので、色々大変になりました。

色々大変すぎて、結局は友達の車を借りることになりました。

そんな、けん引車両の準備の話を書きたいと思います。

けん引車両の準備

けん引車両にヒッチブレーキコントローラーを取り付けないといけません。そのために、ヒッチレシーバーと7ピンコネクターが車についていないといけません。

Hitch /ヒッチの取り付け

けん引車両に、ヒッチを取り付けます。ヒッチにはボールがついていて、そこにトレーラーの先端のカプラーをかぶせるようにして連結させます。

トレーラーとけん引車両との連結部分は水平が理想的です。そのため、重量調整機能のついたヒッチを使います。

Weight distribution hitch

*Tongue Weight はけん引車両の接続部に下向きにかかる力です。この力がけん引車に対して大きすぎる場合、接続部が下がりけん引車両の前側が持ち上がるような形になり安全な走行の妨げになります。そこでこのヒッチを使って力を分散させます。(ざっくりとしか理解出来ていないのでこんな説明ですみません)

Brake Controllers/ブレーキコントローラーの取り付け

トレーラーのタイヤにもブレーキをかけなければいけません。けん引車両が停止した時、後ろのトレーラーにブレーキがかからないと、トレーラーが前のけん引車を押すようなことになり危険です。

そんなことにならないようにけん引車のブレーキに合わせてトレーラーのブレーキもかかるようにします。

けん引車両の7ピンコネクターにトレーラーの7WAYケーブルでつなぎますが、その間にこのコントローラーをはさみます。

もともと7WAYケーブルの中の1本がブレーキ情報を伝えてるものなので、情報としてはトレーラー側に伝わっています。その情報をこのコントローラーで操作します。

コントローラーの操作は、Bluetoothを使ってスマホにダウンロードしたアプリから行います。

Brake Controllers

車両自体にヒッチの取り付け部と7ピンコネクターが必要

7pin Connector and Hitch Receiver

TOYOTA SEQUOIA(セコイア)の後ろ側です。既に7ピンコネクターヒッチレシーバーがついています。

この車を使ってディーラーからけん引してきたので、ヒッチとブレーキコントローラーの準備だけで大丈夫でした。

初心なのでディーラーでの取り付け作業

ヒッチもブレーキコントローラーもメジャー商品のようで、ネットでもディーラーの店頭でも簡単に手に入ります。

私たちは全くの初心者なので、ディーラーにヒッチの取り付けをお願いしました。ブレーキコントローラーはディーラーの見積もり額よりはるかにアマゾンが安かったため持ち込んで自分で取り付けることにしました。

日本のディーラーでも同じことですが、ディーラーで部品を購入するとネットで買うより高くなります。またディーラーでなんらかの作業をしてもらうとけっこうな金額になります。

しかし、ディーラーにお願いすることは安心で安全です。勉強になりました。

車両にヒッチの取り付け部と7ピンコネクターがない時は・・

ディーラーからトレーラーの運搬のために、7ピンコネクターとヒッチレシーバーがついている友達の車を借りました。

しかし、こんな装備がついている車ばかりではありません。私たちの車にはついていません・・・。

そうなると、まずは車にヒッチレシーバーと7ピンコネクターの取り付けから初めなければいけません。

現在、色々勉強中です。

けん引車両準備の話ではないけど大事なこと

自動車保険

トレーラーも自賠責保険は必須です。購入時にディーラーから自賠責保険の有無を確認されます。多くの場合、けん引車両の自賠責保険がひっぱっているトレーラーもカバーしてくれます。

公道を走る上では、自動車保険も必要です。自賠責保険ではカバーしきれない事があります。

これがまたけっこう高いです・・。どこかにぶつかった、こすったといった修理代金も補償に入れるとどんどん高くなります。

特別なけん引免許は必要ない

私たちが買ったAIRSTREMBambi16RB 車両総重量が3500lbs(1.6トン程)です。日本でけん引するためにはけん引免許が必要です。私たちはけん引免許を持っていないので、日本に帰ったらまずは免許を取らないといけません。

しかし、アメリカでは多くの場合、商売としてけん引しないのであれば、けん引のための特別な免許は必要ありません。

州ごとにルールが違うようですが、多くの州は特別な免許を必要としていません。

あとがき

エアストリーム自体は今すぐにでもひっぱれる状態でした。

でもひっぱる側に準備が必要でした。

後になってみれば「そうだよなぁ〜。」と思うのですが、エアストリームを買うまではあまり考えていませんでした。

考えていないので、もちろん値段も知らないってことで・・。色々びっくりしています。

なかなか知識が追いつきませんが、必要に迫れながら頑張っていく感じでいこうと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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